デメリット

目的に応じた乳酸菌の効果

乳酸菌には数え切れないほどの種類があり、それぞれに作用は異なります。
乳酸菌を取り入れる場合は、目的に応じてふさわしいものを選ぶ事が大切です。
各種類とどのように作用するかを紹介します。

腸内環境が悪化すると免疫力の低下という問題が生じます。
風邪を引きやすくなったり、傷が治りにくくなったりという時は、免疫力が低下している可能性があります。
免疫力を高めたい時は、R-1やEF2001乳酸菌がオススメです。

免疫力の低下はアレルギー症状を悪化させる事があります。
フェカリス菌は、スギ花粉によるアレルギー症状を軽減させたい時におすすめです。
クレモリス菌FC株には、高い抗炎症作用があり、粘膜の炎症改善に役立つ事が確認されています。

腸内環境が悪化している時は血行も悪く、体が冷えてしまうため腸も冷えます。
代謝も低下するため太りやすい体になってしまいます。
ラクリス菌はコレステロールを低下させる効果が期待できます。
NS乳酸菌はコレステロール分解や脂肪の分解をサポートする作用があるので、ダイエットしたい時にもオススメです。

便秘の時は整腸作用がある、ビフィズス菌、ガセリ菌、乳酸菌シロタ株、BB536がオススメです。
ヨーグルトに配合されている事も多く、摂り入れやすい乳酸菌です。
ラクリス菌に関してはダイエットにも最適ですが、腸内に留まる期間が長いので、整腸作用が持続し便秘解消効果も期待できます。
便秘も腸内環境を悪化させる原因の一つですが、腸内環境を改善すれば肌荒れも改善されるため美容面での効果も期待できます。

乳酸菌を取り入れる場合はヨーグルトや牛乳といった、乳製品が便利です。
ただし人によっては牛乳を飲むとお腹を壊すとか、ヨーグルトが嫌いという人もいます。
こういう場合は目的別にサプリメントから摂取する事もできます。
腸内環境を維持するには、継続摂取も重要ですから、そういう意味でもサプリメントは便利です。
特に手軽に栄養成分を摂れるという事でも人気のある成分となっています。